「AIロボット先生」を軸に生徒全体の学ぶ力を底上げ
現在、当塾では、本格的に受験勉強のカリキュラムが始まる新小4直前の2月とその前年の夏期講習後の9月、そして新小3直前の2月に入塾する生徒の割合がほぼ3分の1ずつとなっています。昨今では特に新小3直前の2月というかなり早い段階から塾通いを検討されるご家庭が増えているように思います。
新小3直前の2月に入塾した子どもたちは7月までの半年間で3年生の学習内容をほぼ終わらせ、後半の半年間は4年生の準備期間としてこれまでの復習と4年生への橋渡しになる勉強を行います。小3の9月から通い始める子どもも、同じように4年生に向けて最低限修得しておかなければいけないことを4カ月弱の期間で準備します。中学受験勉強のカリキュラムは毎週、小学校の学習内容とは質も量も異なる内容が続くため、何の準備もなく新小4直前の2月から始めようとするとついていけず、苦労する生徒が多いためです。
もちろん、早くから塾に通い始めても、受験勉強が本格化するタイミングやその後、苦手分野で難しい単元が出てきた時などに成績が低迷してしまうケースはあります。当塾では生徒一人ひとりへのサポートを行うことに加えて近年、AI(人工知能)活用に力を入れています。その代表格が1年前に導入し、NHKでも紹介された「AIロボット先生」です。
入塾時期の話からは外れますが、当塾では5週に一度の組分けテストの成績によって上からS・C・B・Aの4つのレベルでコース分けを行っており、最近では特に「Aコース生をゼロにする」という目標を掲げ、Aコース生向けに動画授業「予習ナビ(Aコース基礎)」(四谷大塚の代名詞とも言える「予習シリーズ」を噛み砕いて優しく説明)を用意しています。
この「予習ナビ」と「AIロボット先生」を連動させることで、子どもがタッチペンでタブレットのパネルに直接、式や答えを自由に書き込むと、AIが単なる正誤だけでなく、生徒の解き筋やプロセスまで確認してチェックしてくれます。つまずいた際には関連する動画へ自動で飛び、もう一度授業を受けてから問題に進むという、まるで家庭教師が1人付いているような仕組みが整いつつあります。
この仕組みの成果は如実に表れており、Aコース生が減少しただけでなく、壁にぶつかって挫折し退塾する生徒も減っています。