-
日中国交正常化50年:アメリカは「1981年の鄧小平」への譲歩を習近平には行わない
1979年1月の米中国交正常化で米国の将来的な対台湾武器輸出停止を前提にしていた鄧小平は、踵を接いで「台湾関係法」を通した米国に激怒し反撃に出た。対ソ共同戦線を…
2022年9月29日
-
「北戴河」直後、習近平と李克強が訪ねた土地の暗示
北戴河の集い直後の視察で、習近平は国共内戦の大逆転を記念する「遼瀋戦役記念館」を訪ね、李克強は改革開放の聖地・深圳で鄧小平の銅像に献花した。秋の党大会を控えた指…
2022年8月24日
-
新局面に入った情報管理と政治的締め付け:「政治と経済の相克」が習近平を追い詰める
秋の党大会が近づくにつれて、北京からは文革後にも似た緊張が伝わってくる。景気失速はもはや明白、政治優先で権力基盤を強化した習近平は窮地にある。中国共産党が革命党…
2022年7月27日
-
毛沢東「延安整風」と習近平「反腐敗」の埋まらぬ懸隔
習近平の「反腐敗」は毛沢東が権力掌握を完成させた「延安整風」に準えることができる。しかし、峻烈な人間改造による粛清を今に再現することは不可能だ。そしてそれ以上に…
2022年6月29日
-
苦肉の「動的ゼロ・コロナ」で守る共産党の威信と経済の悲鳴
北京式ゼロ・コロナ政策の出口戦略として、経済との共存を目指す「上海モデル」は暗黙の期待をかけられたはずだ。その崩壊が経済に打撃を与え社会の忍耐力をすり減らす中で…
2022年5月30日
-
「百年なかった大変局」に「中ロ蜜月」で臨んだ習近平の進退両難
習近平は「世界は不安定な変革期に入った」との認識のもと、対米持久戦の備えとしてロシア接近を演出した。しかし、中国共産党には鄧小平路線の経済重視という「正しい結論…
2022年4月26日
-
「江沢民の安定」得られぬ習近平統治「5つの違い」と「最大の挑戦」
全人代は大きな動きなく終わったが、水面下では習近平3選後の路線をめぐり、せめぎ合いが続いているのは間違いない。権力集中を着々と進めた習近平が、いまだに安定感に欠…
2022年3月23日
-
ウクライナ侵攻で習近平が懸念する「プーチン支持の内政的リスク」
「戦狼外交」だけでは国民に具体的成果を見せられず、中国の外交は微妙な方向転換を図っている。確かに「ロシアとの良好な関係」は有効なカードであり得るが、そのロシアに…
2022年3月4日
-
「日中国交正常化50周年」に目指す「したたかな」外交に肝心なもの
日中関係発展の前提だった「良好な米中関係」は存在しない。日本社会の対中不信と恐れは強まり、日本経済の重要性も低下した。だが、時にはこうした環境自体を変えていくの…
2022年1月31日
-
「価値観」一本槍外交では中ロを結束に走らせてしまう
互いを「外交カード」として利用し合う中国とロシアだが、その関係には常に警戒と対立が潜んでいる。「対欧米」が目的の結束に対し、イデオロギーや価値観を全面的に掲げる…
2021年12月27日
連載
「空気社会」中国を読み解く