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習近平は「党中央の核心」から「全党の核心」へ:「歴史決議」に仕込まれた権力集中への布石
6中全会で採択された新たな歴史決議は、確かに「習近平の、習近平による、習近平のための歴史決議」といえるものだった。新たに加えられた「全党の核心」という位置付けは…
2021年11月26日
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恒大集団の破綻危機を中国共産党ガバナンスの「大循環」で捉える
巨大な中国で日本式の微調整は通用しない。指導部の意向を汲んで大挙して動く構造により、「最適解」から大きく外れることもある。ゆえに中国のガバナンスは「乱」と「統」…
2021年11月5日
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習近平指導部の対米認識は甘いのではないか
第3次台湾海峡危機を体験した今世紀の端境期、米国には長期的な対中政策を転換するための環境が出揃った。ブッシュ・ジュニア政権の新保守主義が「ソ連対抗上の友好国」と…
2021年9月17日
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人間・習近平の「思考様式」から体制が抱えるリスクを読む
忠誠と奉仕に生きた父への敬意は、どこか習近平が国民に求める姿勢に重なってくる。あえてエリートコースを外れて強い信念を築いた習近平だが、一方で中国の政策や行動が、…
2021年8月18日
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未完の「習近平思想」の将来を占う「四つの特徴」
中国共産党創立100周年演説でも強調された「新時代の中国の特色ある社会主義思想」とは、すなわち「習近平思想」だと言える。だが、もはや経済だけでは人々を奮い立たせ…
2021年7月27日
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中国社会の中核をなす「義」とはいかなる価値観か
多民族が同居し、飢饉で多数の死者を出してきた中国では、人々はインナーサークルを重視し他人も政府も信用しない。ただし、そのしたたかさがひとたび「義」により糾合され…
2021年6月8日
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習近平を毛沢東と重ねてはいけない:中国共産党が直面する「民意の先取り」という難題
習近平体制の本質は、江沢民・胡錦濤時代よりも権力集中的だが「集団指導制」のままだと言える。毛沢東の教訓――鄧小平の国民に見放されることへの恐怖は今も変わらず、政…
2021年5月10日
連載
「空気社会」中国を読み解く