政治

自民“派閥回帰”で始まった「ポスト高市」の暗闘

2026年5月2日


<span>自民“派閥回帰”で始まった「ポスト高市」の暗闘</span>
盛大に開催された自民党の党大会(4月12日)

 内閣発足から半年。高市早苗首相(65)は内外に喫緊の課題を抱えているものの、支持率は高水準を維持し、政権は盤石にも思える。しかし、自民党内では旧派閥の一部が新グループに衣替えするなど、勢力図が塗り替わっており、次の首相の座を狙う動きも見え始めた。

※本稿は「週刊新潮」2026年4月23日号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。

「この政権は長く持たないのではないか」

 東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪で4月12日に開催された自民党大会は、今年2月の総選挙大勝の立役者を前面に押し出す形となった。会場には高市首相の等身大パネルに加えて、「早苗グッズ」を入れたカプセルトイまで設置されたのである。

 高市首相は総裁演説で、

「日本を守り、未来を拓けるのは『強い自民党』。私が先頭に立つ」

 と語った。その表情からは選挙を圧勝に導いた自信が窺えたのだが、

「高市首相に持病の関節リウマチや睡眠不足に起因する健康問題があることは、もはや周知の事実です」

 とは政治部デスク。

「また、首相は木原稔官房長官や飯田祐二首相秘書官といったごく少数の側近にしか心を開かず、党幹部や霞が関の官僚の意見にはほぼ耳を貸さない状況です。今後の政権運営には不安要素が多く、周囲からも“この政権は長く持たないのではないか”との声が漏れ始めています」

 もっとも支持率は依然、60%前後に高止まりしており、党内には表立って首相に異を唱える雰囲気はない。しかし、独りよがりな政治姿勢には、政権の生みの親である麻生太郎副総裁(85)も不満を示しているという。

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