政治記者としてだけでなく、日韓国交正常化交渉や中曽根康弘政権誕生、平成の自自連立・大連立など、政治に関与する当事者としての側面も強く持った異形の政治記者、渡辺恒雄氏。読売新聞グループのトップに長年君臨し、さらに読売巨人軍のオーナーとしては、野球にほとんど関心がなかったにもかかわらず、「野球協約」を徹底的に読み込み、その知識と解釈の力でオーナー会議を独壇場とし、球界にも絶大な影響力を及ぼしました。
渡辺氏へのロングインタビューから番組を制作し、番組をもとにした著書『独占告白 渡辺恒雄―戦後政治はこうして作られた─』(昭和編)と『独占告白 渡辺恒雄 平成編─日本への遺言─』を刊行したNHKチーフ・プロデューサーの安井浩一郎氏と、『渡邉恒雄回顧録』で聞き手を務めた東京大学名誉教授の御厨貴氏に、一周忌を期機に渡辺恒雄氏について語り合ってもらいました。
『独占告白 渡辺恒雄―戦後政治はこうして作られた―』
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『独占告白 渡辺恒雄 平成編─日本への遺言─』
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渡邉恒雄『渡邉恒雄回顧録』
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その強さの根源は「すべて読み込み、勉強し尽くす」という驚異的な知的好奇心と実行力。そして「怖くて威圧的」というイメージとは裏腹に、会ってみると明るく、朗らかでユーモラスなキャラクターだといいます。御厨貴氏をして「明るい巨人」と言わしめる男が残したレガシーとは?
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「元陸軍二等兵」渡辺恒雄が首相の靖国参拝に反対した理由|皮膚感覚として知っていた戦争体験
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👤ゲストスピーカー
安井浩一郎(NHK大阪放送局 報道番組チーフ・プロデューサー)
1980年埼玉県生まれ。2004年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、NHK入局。仙台局報道番組、報道局政治番組、報道局社会番組部、放送総局大型企画開発センターのディレクター、報道局政治番組チーフ・プロデューサーを経て、2025年より現所属。戦後史や政治分野を中心に、主にNHKスペシャルなどの報道番組を制作。2022年度の拓殖大学客員教授も務めた。
御厨貴(東京大学名誉教授、政治学者)
1951年東京都生まれ。75 年東京大学法学部卒業、78 年東京都立大学助教授、88 年同教授、ハーバード大学客員研究員を経て、99年政策研究大学院大学教授、2002年東京大学先端科学技術研究センター教授。博士(学術)。専門は日本政治史、オーラル・ヒストリー、公共政策。主著『政策の総合と権力』『馬場恒吾の面目』『権力の館を歩く』『近現代日本を史料で読む』『オーラル・ヒストリーに何ができるか』など。 2018 年紫綬褒章、2024 年瑞宝中綬章を受章。先端科学技術研究センターのフェローや公益財団法人サントリー文化財団理事も務める。