テクノロジー

Foresight×新潮講座セミナー「巧妙化するサイバー攻撃と防御法」(1)

2021年10月12日

コロナ禍で多発するランサムウェア攻撃やAIを駆使したスパイ工作など巧妙化するサイバー攻撃に、日本はどう対処すればいいのか。NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジストの松原実穂子さんによるセミナーを再録します。

 

西村 私は本日の司会を務めるフォーサイト編集長の西村博一と申します。

 これまでForesightセミナーはオンラインだけで行ってきましたが、今回から新潮講座という当社の教養講座のプログラムとコラボレーションいたしまして、「新潮講座×Foresightセミナー」という形でオンラインとリアルのハイブリッドで行っております。

 本日は「巧妙化するサイバー攻撃と防御法」をテーマに、NTTのチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジストの松原実穂子さんにお越しいただきました。

 サイバー攻撃は、遡ればインターネット黎明期の1980年代終盤から事例があるようですが、多くの方々が強く意識するようになったきっかけは、たとえば2016年のアメリカ大統領選挙。民主党のヒラリー・クリントン候補と共和党のドナルド・トランプ候補が争った際に、ヒラリー・クリントン陣営にロシアからと思われるハッカー攻撃があったと報道されて注目を集めました。……

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