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検索は「google」のみで飲み物は「紙コップ」 元社員が明かす「キーエンス」社内ルールの秘密

2026年5月25日


<span>検索は「google」のみで飲み物は「紙コップ」 元社員が明かす「キーエンス」社内ルールの秘密</span>
デスクの上にペットボトルを置くことは禁止されている(PeopleImages/shutterstock.com)

 営業利益率50%超、平均年収2000万円以上――。キーエンスが生み出す圧倒的な数字の裏に隠された仕組みと文化とは何か。200分の電話営業、ハッピーコール、一言一句を覚える商談デモ、接待なしの営業スタイル……。『誰でも成果を上げられる! 入社1年目の戦略』(ソシム)の著者で、キーエンスで3期連続営業ランキング1位を獲得した岩田圭弘氏が、キーエンスの裏側を語る。

「単なる体育会系」「やる気だけ」の人はいない

「就職活動中、家にキーエンスからDMが届きました。『平均年収1200万円』と書かれていて、正直、怪しいなと思いました。でも興味本位で説明会に足を運んだのが、キーエンスとの出会いです」

 慶応義塾大学経済学部出身の岩田氏は、当初まわりと同じように銀行ばかりを受けていた。そんな折に届いた一通のDMが、人生を変えた。

「説明会は都内の高級ホテルで行われ、『不要な作業を減らす』『日本の生産性を上げる』という話を聞きました。労働人口が減る日本で生産性を上げる仕事に就きたいと考えていた私の思いと合致したのです。営業利益率50%という驚異的な数字をどうやって実現しているのか知りたい――そう強く感じましたね」

 投資銀行を志望していた岩田氏にとって、キーエンスの厳しさへの不安はなかった。年収ランキングでは常に上位。将来的に会社経営をやりたいと考えていた岩田氏には、「若いうちにゴリゴリの営業現場を経験したい」という思いもあった。

「1次面接では、30秒で自分を説明する『30秒PR』をやりました。私は『太陽のような人間です』とアピールしたと思います。面接官は1人で、本当に30秒で面接が終わりました。受かるかどうか、まったく予想できませんでしたね」

 選考は独特のスタイルで進んだ。1次では中身よりも第一印象を見られ、2次では「説得面接」が待ち受ける。

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