医療・ウェルネス

今冬のコロナ変異株「EG.5」は感染力大:高齢者にワクチン追加接種が欠かせない

2023年10月4日


<span>今冬のコロナ変異株「EG.5」は感染力大:高齢者にワクチン追加接種が欠かせない</span>
追加接種を積極的に受けることが、普段通りの生活の維持につながる(Photo AC)

新たに承認されたオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)は、今冬に流行が予想されるEG.5.1などの変異株にも有効である可能性が高い。日本の異常な超過死亡数増加は、コロナ禍で自宅に閉じこもった高齢者が健康を害したことが理由だ。追加接種を積極的に受け、普段通りの生活を維持するべきだ。

 9月20日からコロナワクチンの追加接種が始まった。オミクロン変異株(XBB.1.5)対応1価ワクチンで、流行開始から7回目の集団接種になる。

 外来診療をしていると、「何度もワクチンを打っています。今回はどうしたらいいですか」と聞かれることがある。このような質問を受けると、「高齢者や持病を有する人は、今回も打った方がいい」と勧めることにしている。本稿では、その理由について解説したい。

日常生活の激変が病気を誘発する

 筆者がワクチン接種を勧めるのは、感染や重症化の予防だけが理由ではない。ワクチンを接種することで、コロナ流行下でも普段通りの生活を送ることが出来るからだ。

 今夏、80代の知人が大動脈解離で緊急入院した。一命は取りとめたが、長期にわたる入院生活を続けている。なぜ、知人は大動脈解離を発症したのか。様々な要因が影響しているだろうが、私はコロナ禍での日常生活が激変した影響が大きいと考えている。……

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