10月末、米大統領選投票日の1週間前に人気ポッドキャスターのジョー・ローガンの番組に出た次期米副大統領J・D・バンスが面白いことを言った。ドナルド・トランプ第2期政権が何を考えているかがよく分かる内容なので紹介したい。
バンスはトランプ政権の特徴は反エスタブリッシュメント(支配層)であり、米国の庶民を犠牲にして儲けてきた支配層の3つの政策を変える、と言う。3つとは自由貿易、移民受け入れ、戦争を簡単に始める外交・安全保障である。
自由貿易については、米国の左右両派の世論がそれを徹底的に嫌う今の風潮から分かる。トランプはメキシコや中国、さらには日本にも高関税をかけるという。移民対策はトランプ再選に寄与した主張の一丁目一番地だから、不法移民の強制出国は何としてもやり遂げるだろうし、受け入れ制限も当然であろう。
自らも従軍したイラク戦争を否定
外交・安全保障政策は日本にも影響がある。バンスによると、米国は階級格差の国になってしまったが、支配層はリベラル国際秩序の美名の下で大儲けをしており、大衆はその犠牲になっている。具体例が戦争だ。……