超音波検査、羊水検査、絨毛検査、クアトロテスト……初孫を迎える世代にも知られている各種をベースに、現在は望めば妊娠6週から調べることも可能なNIPT(新型出生前検査)も行われている出生前検査。
取材先の医師の一言からその実態調査を始めた取材班は、NIPTで「陽性」(染色体の重複・欠損の可能性あり)結果を受け、妊娠継続を諦めるまで悩んだものの、専門医の精査で無事に出産に至った母親に出会う。その後も各地の経験者から話を聞き、認証施設と無認証施設、カウンセラーなどへの取材も重ね、検査にまつわる最新情報を『出生前検査を考えたら読む本』(毎日新聞取材班)にまとめた。
ベストセラー『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』の著者で、テレビ・コメンテーターとしても活躍する産婦人科医・宋美玄氏は本作を「NIPTについて知りたい人だけでなく、出生前検査や生命倫理に関心のある人にとっても必読」と評価する。それはなぜか。宋氏による書評をお届けする。
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