政治

「弱くても勝てます」岸田文雄元首相と開成高校野球部

2026年5月1日


<span>「弱くても勝てます」岸田文雄元首相と開成高校野球部</span>

 岸田文雄衆院議員が首相へと就任した2021年。新首相の原点として青春時代を過ごした開成高校野球部が注目されていた。政治家・岸田文雄がたどり着いたのは「弱くても勝つ」という意外な兵法。その神髄とは。

※本稿は「週刊新潮」2021年10月14日号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。

弱者の兵法とは

〈弱者の兵法、下手の矜持というべきか。上手くなって勝とうとするのではなく、下手は下手で勝つのだ〉

 進学校として知られる開成高校の野球部を取材したノンフィクション『「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー』(高橋秀実著 新潮文庫)にこんな一節が登場する。東大合格者数1位の開成高校。その野球部たるや、いかにも「弱い」というイメージがあるが、勝つための独特の「理論」が存在し、それが「弱者の兵法」なのだという。

 党内第5派閥(46人)でありながら、自民党総裁に選出され、総理大臣の座を射止めた岸田文雄氏(64)は開成高校野球部出身である。著書『岸田ビジョン』にはこう書かれている。

〈派閥の会長となっていますが、野球から学んだことが大いに役立っています〉……

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