経済・ビジネス

「ENEOS会長」突然の辞任劇の裏にあった女性への「性加害」

2026年5月1日


<span>「ENEOS会長」突然の辞任劇の裏にあった女性への「性加害」</span>
石油元売り最大手の醜聞

 2022年8月12日、突如として代表取締役会長辞任した石油元売り最大手・ENEOSホールディングスの杉森務氏。会社が1ヶ月もの間、その辞任理由を明かさなかったことから、経済界では真相について「噂が噂を呼ぶ」事態となったが、その裏で起きていたのは看過しがたい「性加害」だった。ことの顛末を詳報した当時の「週刊新潮」特集記事を振り返る。

 ※本稿は「週刊新潮」2022年9月29日号の特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。

「突然の辞任」の真相が秘された理由

 夜の蝶のドレスに手を伸ばした男は、あろうことか胸をまさぐり始めた。むろん、女性は嫌がるそぶりを見せたが彼は気にするどころか頬を寄せ、強引に唇を重ねようと試みて――。

 一夜の代償は大きかった。男は突然、辞任を発表。その理由は未だ明かされないままである。なにせ新聞各紙はいわゆるベタ記事、つまり会社の発表をそのまま伝える形で報じ、具体的な理由については触れずじまい。前代未聞なのは、我々の日常に欠かせない石油を扱う業界のトップが、辞めた理由を「一身上の都合」としか説明していないことである。

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