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人は「地上の太陽」を手にするか 核融合発電の現在地――「あと20年」で実現可能?|江尻晶・東京大学大学院新領域創成科学研究科教授(1)

2026年3月4日


<span>人は「地上の太陽」を手にするか 核融合発電の現在地――「あと20年」で実現可能?|江尻晶・東京大学大学院新領域創成科学研究科教授(1)</span>

 長野光と関瑶子のビデオクリエイター・ユニットが、現代のキーワードを掘り下げるYouTubeチャンネル「Point Alpha」。今回は、核融合発電のメカニズム、実用化に近い技術、実用化までの期間などについて、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授の江尻晶氏に話を聞いた。 ※主な発言を抜粋・編集してあります。

国際情勢の影響を受けにくいエネルギー

——次世代の発電方式として「核融合発電」が実現した場合、日本のエネルギー事情にどのようなインパクトがあるのでしょうか。

「現在、国際政治や地政学的な緊張に、日本の燃料価格は大きく左右される構造になっています。そのため電気代がどの程度で推移するのか、先を見通すのが非常に難しいという問題を抱えています」

「核融合発電の実現は、純国産のエネルギーを安定的に生み出す可能性を秘めています。エネルギー安全保障の観点から、国際情勢の影響を受けにくい『自前のエネルギー』の安定的な確保に直結するのです」……

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