経済・ビジネス

巨額赤字と大量リストラで「電通モデル」崩壊の予兆

2026年5月2日


<span>巨額赤字と大量リストラで「電通モデル」崩壊の予兆</span>
汐留にある電通本社

 広告代理店のガリバーとして君臨し続ける「電通」が岐路に立たされている。主戦場だったテレビに代わるサブスクサービスの台頭や、海外事業の不調、働き方改革など、巨人の頭を悩ませる課題が山積しているというのだ。知られざる内情を、関係者たちが語った。

※本稿は「週刊新潮」2025年10月2日号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。

WBCIから袖にされた読売新聞

 2023年WBCの最終試合、大谷翔平がマイク・トラウトから三振を奪い咆哮すると、優勝を決めた侍ジャパンがマウンドに駆け寄り喜びを爆発させる――14年ぶりに日本が王座奪還を果たしたこのシーンの瞬間最高視聴率は46%(世帯)に達し、中継したテレビ朝日によれば国民の約半数にあたる5463万人超が目にしたという。

 しかし次回のWBCが迫るなか世間の最大の関心事となっているのは、サムライたちがどんなドラマをつくるのかではなく、その“視聴方法”なのだ。

「8月26日、米動画配信大手『ネットフリックス』が日本国内でのWBCの独占放送権を得たと発表したのです。WBCは第1回から主にTBSとテレ朝が中継してきましたが、次回は地上波で中継できなくなる見込みです。ネトフリは広告付きなら月額890円で契約できるとはいえ、SNSには“ネットに疎い高齢者はどうなる” “国民的なイベントでなくなる”と戸惑う声が溢れました」(スポーツ紙記者)……

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