経済・ビジネス

現役テック事業者たちがささやく「AIバブル」崩壊の前触れ

2026年5月11日


<span>現役テック事業者たちがささやく「AIバブル」崩壊の前触れ</span>
「OpenAI」は巨額の赤字を抱えている 写真:24K-Production/Shutterstock

「ビッグテック」と呼ばれる巨大IT企業たちが開発にしのぎを削る「生成AI」は、新時代のインフラになると言われている。米エヌビディアは「ChatGPT」の開発企業「オープンAI」に最大1000億ドル(約15兆円)もの巨額投資を決定し、世界的に激しい投資競争が繰り広げられている。一方であまりにも急速な成長スピードが、投資家に不安を与えてもいる。AI関連企業がブームで株価は膨れ上がっているが、実はまだそれを正当化するほどの収益がついてきていないというのだ。過熱するAI市場が抱える「バブル」のリスクを徹底検証する。

※本稿は週刊新潮2025年12月11日号の特集記事【Googleは「過去最高収益」、株価を左右する巨大IT企業… 「AIバブル」が崩壊するこれだけの理由】の一部を再編集したものです。

エヌビディアはオープンAIに1000億ドルを投資予定

 何かと話題の「生成AI」関連株を巡って、マーケットで期待と不安が交錯している。10月に日経平均は史上初となる5万円超えを果たしたが、一転して11月は8カ月ぶりに下落した。こうした乱高下の背景にも、現在の市場を牽引するAIブームが「バブル」ではないかと疑う、投資家たちの根深い懸念があるという。

 経済部記者が語る。

「証券会社などによると、日経平均4万円から5万円への上昇分のうち、AIに莫大な投資をしているソフトバンクグループ(SBG)、半導体関連企業のアドバンテストの2社の成長分が51%を占めたそうです。少数のAI関連銘柄が、相場に大きな影響を及ぼす状況になっています」……

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