連載 > 経済・ビジネス

「アマプラ」「ネトフリ」の脅威の中でも最高益!?宇宙事業で稼ぐ「スカパーJSATホールディングス」の謎を森永康平氏が暴く【経済対談】

2026年5月2日


<span>「アマプラ」「ネトフリ」の脅威の中でも最高益!?宇宙事業で稼ぐ「スカパーJSATホールディングス」の謎を森永康平氏が暴く【経済対談】</span>

ネットフリックスやAmazonプライム・ビデオなど、外資系企業の動画配信サービスが日本の市場を席巻している。あおりを受けるのは、有料放送でおなじみ「スカパー!」も例外ではないはずなのだが、運営元であるスカパーJSATホールディングスは、直近の決算でなんと最高益を更新したのだ。

そんな好業績の源泉となっているのは、「スカパー!」をはじめとしたメディア事業ではなく、営業利益の8割以上を稼いでいるという宇宙事業だという。「読売巨人軍が今何点リードしているか」を宇宙から識別できるレーダーなど、同社が行う宇宙ビジネスとは一体何なのか。そこでこの度、経済アナリストの森永康平氏が、社長に直撃。サッカーや野球中継などでよく知られる「スカパー!」の現状から、宇宙で稼ぐ驚きの戦略まで、知られざる内情が包み隠さず明かされた。

※本稿は「週刊新潮」2024年12月5日号掲載の対談企画「経済アナリスト森永康平の ビジネスリーダーにドロップキック!」の記事です。社名や肩書等、すべて掲載当時の情報です。

「スカパー!」の現状

 森永 御社といえば、以前の「スカイパーフェクTV!」や現在の「スカパー!」など、有料で多チャンネルの衛星放送を行う会社としての認知度が非常に高いですよね。かくいう私もそんなイメージを強く持っていました。

 米倉 そうなんですよね。まさにそこは弊社が課題としているところでして。

 森永 実際は「宇宙事業」が営業利益の8割以上を占めているということで、驚かれる読者の方も多いかもしれませんね。

 米倉 やはり「スカパー」の名前を冠している以上、BtoCが中心のメディア企業だと認識される方が多いのですが、もともとは日本通信衛星、サテライトジャパンなどの会社が行っていた宇宙事業こそが本流にあるんですよ。現社名についている「JSAT(ジェイサット)」はそれが由来です。……

おすすめの記事

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

おすすめの動画

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

ニュースレターを購読する

新潮QUEは、私たちが「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。

無料登録する