2020年12月28日~2021年1月3日のトランプ
米国では年末に新型コロナの死者が4000人を超えましたが、トランプは大統領の座にしがみつく=選挙結果を覆すことで頭がいっぱいの年越しとなりました。その試みは、共和党に大きな亀裂を生み出しています。
たとえば、共和党のルイ・ゴーマート下院議員は、マイク・ペンス副大統領を相手どった裁判を起こし、1月6日の上下院合同会議におけるバイデン勝利の宣言を阻止しようとしました(すでに連邦地裁と連邦控訴裁判所の両方で棄却)。
さらに、1年生上院議員のジョシュ・ホウリー(ミズーリ州選出)が、上下院合同会議でペンシルベニア州の選挙人団に異議を唱えると言い出したことに、テッド・クルーズ上院議員らベテラン共和党上院議員が同調。ホウリーを叱責していたミッチ・マコーネル上院院内総務は厳しい立場に立たされることになりました。
一方、5日に上院議員選挙の決選投票が2つ行われるジョージアで、トランプは共和党候補を応援するのと引き換えに、選挙結果(バイデンが僅差で勝利)を覆そうと画策。しかし2日にブラッド・ラフェンズパージャー州務長官にかけた脅迫電話の音声をワシントン・ポスト紙がスクープ。1時間にわたり「あと1万1780票必要なんだ」と、まさにバイデン票のトランプへのつけ替えを懇願していたことが明らかになりました(4分間の短縮版はこちら)。……