1月6日に起きた米連邦議会議事堂への暴徒の侵入。日本のメディアでは『NHK』が「乱入」と伝えているが、それでは予想外の突発的事件との印象が強く、真相が伝わらない。
他方、米メディアは明確に「insurrection (反政府暴動あるいは反乱)」と断じている。米下院本会議が可決したドナルド・トランプ米大統領に対する弾劾訴追決議も同じ言葉を使い、「合衆国に対する暴動もしくは反乱」に関与した者は「公職」に就けない、とする憲法修正第14条第3節を引用した。
約4時間も続いたこの議事堂占拠は「国内テロ組織」が実行したものであり、トランプ大統領の「違法な権力維持」を目的とした極めて計画的な「クーデター」未遂事件(『ワシントン・ポスト』)との見方があることも注目すべきだ。……