医療・ウェルネス

【Exclusive】WHO強化案に反対する米国

2022年2月25日

世界保健機関(WHO)最大の分担金拠出国であるアメリカが、WHOの独立性を強化する提案に反対。代わりに新たな基金の創設を提案しているが、WHO加盟各国の了承は得られておらず、合意には至らない見通しだ。

[ブリュッセル(ロイター)]世界保健機関(WHO)最大の分担金拠出国である米国が、同機関の独立性を強化する提案に反対していると、この案を提起した作業部会関係者の4人が述べ、WHOへのバイデン政権の長期的支援に対する疑念が沸き上がっている。

 持続可能な資金調達に関わるWHOの作業部会が、現行の加盟各国の年次分担金を引き上げる提案をしたことが、1月4日付けでオンライン公開されたWHOの文書によって明らかになった。

 COVID-19のパンデミックによって、危機の初期段階で介入するにはWHOの力に限界があることが明白となったが、上記提案は、これを受けて創起された、より大きな改革プロセスの一部である。

 だが米国政府はこの改革に反対であり、それは中国起因も含む将来の危機に対処するWHOの能力を懸念してのことである、と複数の米国政府関係者がロイターに語った。……

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