[ワシントン発(ロイター)]シロナガスクジラ、ナガスクジラ、ホッキョククジラ、コククジラ、ザトウクジラ、セミクジラ、マッコウクジラは、現存する最も大きい動物だ。中でもシロナガスクジラは地球史上最大の動物と考えられており、体長は最大級の恐竜さえも超える。
巨大な“海獣”たちは、どのようにしてこれほど体が大きくなったのだろうか。クジラの巨大化に関わる遺伝要素を調査した新たな研究では、大きな役割を果たしてきたと考えられる遺伝子を4つ特定した。研究チームによると、これらの遺伝子は巨大化を促すことに加え、巨大化に伴うがんリスクの上昇や出産数の低さといった不利な影響を軽減していた。
クジラ、イルカ、ネズミイルカを含む「クジラ目」の動物は、約5000万年前にオオカミのような姿をした陸の祖先から進化した。この祖先は「偶蹄類」と呼ばれる哺乳類のグループに属し、現代のウシやブタやヒツジなども同じグループに含まれる。……