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Vol. 3

コンサル「炎上案件」当事者が振り返る“地獄の日々”

2026年5月2日


<span>コンサル「炎上案件」当事者が振り返る“地獄の日々”</span>
朝4時に家に帰り子供を送り届けてまた出社する日々(KenSoftTH/Shutterstock.com)

2024年春、江崎グリコのシステム障害で「プッチンプリン」などの商品が店頭から姿を消した背景には、コンサルが請け負った「基幹システム切り替えプロジェクト」の失態があった。実は、こうして“表”に出る例は氷山の一角で、ほとんどの“炎上案件”は世間に知られることもないまま闇に葬り去られていく。実際にそうした案件に関わった当事者たちが、その“地獄の日々”を振り返る――。

※本稿は「週刊新潮」2025年7月31日号掲載【短期集中連載 コンサル業界の光と影 第3回】の特集記事です。

プッチンプリンが店頭から姿を消した

 コンサルファームで働いている人は具体的にどのような仕事をしているのか。業界外の人にそれがいまいち伝わらず、コンサルの仕事が「分かりにくい」と思われている理由を、業界経験者はこう話す。

「守秘義務があること、時代に合わせてコンサルの役割が変わっていること、そしてプロジェクトの種類が多くあるからだと思います。企業の課題は様々で、それに応じてコンサルの仕事も多様になる。だから“これがコンサルの仕事”とひとことでまとめにくく、業界以外の人には分かりにくいわけです」(アクセンチュアの50代の元社員)

 コンサルの具体的なプロジェクトの内容が“表”に浮上するケースも稀にある。……

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