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Vol. 1

武器は通称“電話帳” 経済界を牛耳る「自民党税調」の研究

2026年5月2日


<span>武器は通称“電話帳” 経済界を牛耳る「自民党税調」の研究</span>
知られざる自民党税調の歴史

 生活に直結する毎年の税制改正の権限を握ってきたのが自民党税制調査会である。高市早苗首相(64)がその顔ぶれを大幅に入れ替えたことが波紋を呼んでいるが、中核をなす「インナー」とは何なのか。今さら人に聞けない自民党税調の歴史と、知られざる組織の全貌とは――。

※本稿は「週刊新潮」2025年11月27日号掲載【たった10人弱のインナーによる究極の密室政治 「自民党税制調査会」の研究】の特集記事です。

「密室政治」と批判されてきた自民党税調の「独特な慣習」

 中国の代表的な古典、四書五経の一つ「礼記」には国の予算編成に関する心得として「入るを量りて、出ずるを為す」とある。

 国家の予算は収入額を正確に把握して支出額を決めるべきだ、との意味だが、なぜ我が国はこの教えに反して赤字国債の額を膨れ上がらせ続けてきたのか。その経緯は、日本の税制改正の実権を握ってきた自民党税制調査会の歴史と重なり合う。

「税調が変わったと思っていただくことが大事」……

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