政治

【緊急対談第2弾】高橋杉雄×小泉悠 ウクライナ戦争100日の「天王山」(下)

2022年6月15日

激しい衝突が続く東部セベロドネツクでは、ロシア軍による包囲の輪が閉じようとしている。この戦いの帰趨がウクライナ戦争の行方を決するという。 (前編はこちらのリンク先からお読みいただけます)

 

エスカレーション抑止を巡るエコーチェンバー 

高橋 小泉さんとも一緒に出版した『「核の忘却」の終わり:核兵器復権の時代』(勁草書房/2019年)の時のプロジェクトの勉強会で、小泉さんがロシアの「エスカレーション抑止」は西側で盛んに論じられている割に東側では一次資料として確認できないと言っていたのが印象的でした。 

 

小泉 当初は一次資料を確認できなかったのですが、後にロシア軍の参謀本部が出している『軍事思想』などの雑誌が利用できるようになり、そのような議論がたくさんあることは確認できました。ただ、専門家の間で盛んに議論され、このような戦略が必要であると言われているということは、まだ公式の戦略になっていないということでもある。 ……

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