※本稿は「週刊新潮」2018年1月4日・11日号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。
早い段階でメジャーに送ることは「約束」を守ることでもあった
チームが決まった時には、翔平は、現地からすぐに報告をくれましたよ。「エンゼルスに決めました!」って。
いろんな選択肢の中で、エンゼルスが一番誠意ある内容だったということだと思います。だから、翔平も「やりきった」という感じでね。ホントにスッキリした様子の声でした。それを聞いて、私も心の底から良かったな、と思いました。
〈そう語る、栗山監督。手塩にかけた大谷翔平は、日本での5年間で多くの実績を残した。「二刀流」に挑み、投手として最多勝などのタイトルを複数獲得、打者としても二桁本塁打を2シーズンマーク。二桁勝利と二桁本塁打を同一シーズンにマークしたのは、日本初、メジャーを含めてもベーブ・ルース以来である。渡米する大谷への評価や期待はこれまでの日本人選手の中でも最高と言って良い。〉……