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トランプ大統領の発言とアクション(10月2日~8日):「高市新政権」への前祝いの狙いは?

2025年10月11日


<span>トランプ大統領の発言とアクション(10月2日~8日):「高市新政権」への前祝いの狙いは?</span>

トランプ大統領と政権キーパーソンから飛び出した1週間分の発言を、ストリート・インサイツ代表取締役・安田佐和子氏がマーケットへの影響を中心に詳細解説。▼トランプ氏のお祝いメッセージに高市氏の名前なし▼トランプ政権は新たな「ディール」を狙うのか

 

トランプ氏のお祝いメッセージに高市氏の名前なし

 世界的に大ヒットした米国ドラマ『ブレイキング・バッド』の名台詞のひとつが、「俺の名を言え(Say my name)」。高校の化学教師だった主人公ウォルター・ホワイトが、覚醒剤密造に手を出し、裏社会の頂点へと上り詰める過程で放ったこの言葉である。ドラッグ取引のために使用する名前“ハイゼンベルク”の存在を相手に認識させ、恐れと敬意を強制する名場面として、ファンの間で記憶されている。

 ドナルド・トランプ大統領の「米国を再び偉大な国に(Make America Great Again=MAGA)」というスローガンは、あまりにも有名だ。彼にとっての「俺の名を言え」は、自身の名だけでなく、この「MAGA」という言葉そのものだろう。日本、韓国、欧州連合(EU)などとの関税協議や対米投資の枠組みを含む合意内容にも、MAGAを推進する内容が盛り込まれている。

 日本で10月4日に自民党総裁選の投開票が行われ、高市早苗氏が選出された。その2日後、トランプ氏はトゥルース・ソーシャルで「卓越した知恵と強さを備えた、非常に尊敬される人物である」と祝意を表明。スコット・ベッセント財務長官も続いて、トランプ氏の投稿を紹介するX(旧ツイッター)をリポストする形で高市氏へお祝いのメッセージを投稿した。……

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