政治

自民党の“カネと情報”を司る80歳「党職員」の正体

2026年5月21日


<span>自民党の“カネと情報”を司る80歳「党職員」の正体</span>
自民党の重鎮の正体は

 自民党本部には、歴代首相もこぞって助言を仰ぐ「影の幹事長」がいるという。80歳にして、いまなお現役の事務方トップを務める元宿仁(もとじゅくひとし)事務総長のことである。党内の“カネと情報”を握り、「大臣クラスより格上」と称される影響力を持つに至ったある秘密とは。
※本稿は「週刊新潮」2026年3月26日号掲載【国会議員に隠然たる影響力 世田谷に「5億円」大豪邸…… 自民党に君臨する80歳「党職員」の正体】の記事です。

唯一、“カネと選挙”の両方が分かる人物

「私なんて本当に取るに足りない、何かの記事になるような人間ではありませんよ。ただ長いこと、自民党の事務方をやってきたものですから、色んなことを見てきたのは確かです。いわば“歴史の生き証人”というところでしょうか」

 取材に応じるのではなく「雑談だ」と断りを入れた上で、おもむろにそう語り始めたのは、自民党の元宿仁事務総長である。

「自民党の金庫番」や「影の幹事長」とも呼ばれる元宿氏について、自民党関係者がこう話す。

「佐藤栄作首相時代の1968年に党本部職員となった後、経理畑を長く歩み、資金面での実務を一手に担ってきました。党のカネの流れを知り尽くし、歴代首相もこぞって頼りにしてきたのが彼です。傘寿を迎えてなお、党内に隠然たる影響力を誇ります」……

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