君塚直隆 今回のご著書(『悪党たちの中華帝国』)では、「中華帝国」の「悪党」を王朝ごとに2人、全部で12人取り上げられました。その中で、一番の悪党だと思う人物はいますか。
岡本隆司 やはり唐の太宗ではないでしょうか。
君塚 どのあたりが?
岡本 私はワルは好きですが、偽善者は嫌いです。その意味では、太宗ほどの存在はいないと思うのです。……
習近平、ジョンソン、そしてプーチン……世界に跋扈する「悪党」タイプの指導者たちは、どのような行動原理で動いているのか。『悪党たちの中華帝国』(新潮選書)を上梓した岡本隆司さんと、イギリス史が専門で、『悪党たちの大英帝国』の著者である君塚直隆さんが考える。(こちらの前編から続きます)
君塚直隆 今回のご著書(『悪党たちの中華帝国』)では、「中華帝国」の「悪党」を王朝ごとに2人、全部で12人取り上げられました。その中で、一番の悪党だと思う人物はいますか。
岡本隆司 やはり唐の太宗ではないでしょうか。
君塚 どのあたりが?
岡本 私はワルは好きですが、偽善者は嫌いです。その意味では、太宗ほどの存在はいないと思うのです。……
岡本隆司
1965年、京都府生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。京都大学大学院文学研究科東洋史学博士後期課程満期退学。博士(文学)。宮崎大学助教授、京都府立大学教授を経て現職。専攻は東洋史・近代アジア史。著書に『近代中国と海関』(大平正芳記念賞受賞)、『属国と自主のあいだ』(サントリー学芸賞受賞)、『中国の誕生』(樫山純三賞、アジア・太平洋賞特別賞受賞)、『世界史とつなげて学ぶ 中国全史』、『悪党たちの中華帝国』など多数。
この筆者の記事君塚直隆
1967年、東京都生まれ。駒澤大学法学部教授。専攻はイギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史。著書に『立憲君主制の現在』(サントリー学芸賞受賞)、『悪党たちの大英帝国』『ヴィクトリア女王』『物語 イギリスの歴史』『貴族とは何か』他多数。
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