政治

【Explainer】フランス総選挙決選投票、どの勢力も過半数を獲得しなければどうなる?

2024年7月6日

6月30日の国民議会総選挙(下院、577議席)第1回投票では極右の国民連合(RN)が得票率首位となったが、7月7日に行われる決選投票(日本時間の8日未明に大勢が判明)では国民連合を含め、どの勢力も過半数(289議席)に届かないとの観測が高まっている。その場合、新たな政権はどうなるのか、選挙後の政治的麻痺は避けられるのか。

  • [フランス総選挙]統治経験なき右翼、核保有国フランスを治める不安――国際問題専門誌『グラン・コンティナン』代表ジル・グレサニ氏

 

[パリ発/ロイター]新たな政権はどうなるのか、選挙後の政治的麻痺は避けられるのか。端的に言えば、それは誰にもわからない。

憲法の規定は?

 憲法第8条は、大統領が首相を任命すると定めているが、どのような基準で任命するかについては言及していない。

 実際には、エマニュエル・マクロン大統領が第1党に首相の座をオファーする見通しであり、それは国民連合になると予想される。

ジョルダン・バルデラ国民連合党首が首相に?

 国民連合はジョルダン・バルデラ党首を首相候補としている。ただし、同党とその同盟勢力を合わせて少なくとも289議席の過半数を獲得できなければ、首相の座を辞退するとも述べている。一方で国民連合が過半数を確保すれば、彼らに同意しない政府を辞任に追い込むことができるのだから、首相の座はほぼ保証されている。……

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