西暦1月1日は祝日か否か。十数年前まで、ミャンマーは1月1日を平日としていた。ミャンマー人にその理由を尋ねると「(旧宗主国の)イギリスに合わせたくないでしょう?」と気にも留めていないように言う。国を閉ざしていたミャンマーにとって、西暦の祝日などに生活を合わせずともなんら不自由がなかったのは事実だ。
2015年にアウンサンスーチー率いる国民民主連盟(NLD)が政権を握り、国際性重視が始まったころから1月1日は祝日に指定された。日本をはじめ各国の企業誘致を進めていた当時、1月1日は祝日である必要が明らかにあった。しかし今、再び1月1日は平日になっている。人々は「軍は民主派(NLD)の決めたことを、ことごとくなかったことにしたいんですよ」という。
ミャンマー人は祝日がころころ変わることなど日常茶飯事と笑い飛ばす。実際、徴兵制度という人の一生を左右するほどの重大事でさえ、猫の目のように内容変更が繰り返されている。
▽2024年2月10日に徴兵制の実施を発表。……