日米関係において、指導者たちの「相性」が重要であることは論を俟たない。アメリカ政治外交史を専門とする村田晃嗣氏の新刊『大統領たちの五〇年史:フォードからバイデンまで』(新潮選書)には、指導者たちの人間関係の機微が日米関係に大きな影響を及ぼす場面が何度も登場する。では、石破首相と次期大統領との「相性」はどうなのか――。
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日米指導者たちの「相性(ケミストリー)」
安倍晋三のいない日本は「もしトラ」に対処できるかと、問われてきた。
ふり返ると、ロナルド・レーガン大統領と中曽根康弘首相は「ロン・ヤス」関係を築いたし、ジョージ・W・ブッシュ大統領も小泉純一郎首相を大いに頼りにした。さらに遡ると、ジェラルド・フォード大統領は退陣前の田中角栄首相に手を焼き、ジミー・カーター大統領は同じ敬虔なクリスチャンである大平正芳首相と親しかった。指導者たちの「相性」(ケミストリー)は重要である。詳しくは、拙著『大統領たちの五〇年史』をご覧いただきたい。……