政治

【Explainer】「引き分けだったらどうなるか」ほか、2024年アメリカ大統領選挙「選挙人制度」の重要ポイント

2024年10月19日

アメリカでは全国で最も多く得票した候補が大統領になるのではなく、選挙人制度と呼ばれるシステムを通じて選ばれる。この制度では、基本的に人口に基づいて50の州と首都ワシントンDCに選挙人の票が割り当てられている。カマラ・ハリス副大統領と共和党の挑戦者ドナルド・トランプが競う11月5日の大統領選の行方を決める可能性があるいくつかのルールを説明する。

[ロイター]大統領選挙に行く有権者が投票用紙の上に見るのは、通常は大統領と副大統領候補の名前だ。だが、実際には有権者は、「選挙人団」というグループに投票していることになる。

 全米には合計538の選挙人がいる。つまり、選挙人の票は538票あるため、選挙に勝つには270票を必要とする。

 選挙人は通常、党に忠実な支持者であり、それぞれの州で有権者が選んだ候補に1票を投じることを誓う。選挙人はそれぞれ1票を持っている。2020年、ジョー・バイデンは選挙人の306票を得て、232票だったトランプに勝利して大統領に選ばれた。

  • ペンシルベニア、ノースカロライナ、そしてオマハ? アメリカ大統領選「3つの激戦地」を高解像度で分析する<br />

選挙人の数は全ての州で同じか?

 ノー、選挙人の数は州によって違う。各州には、その州選出の上下両院議員の数と同じだけの選挙人がいる。上院は各州2人なので、これはどの州も同じだ。だが下院の議席数は州の人口に応じて変わってくる。……

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