政治

妻から見た「素顔の安倍晋三」

2026年5月1日


<span>妻から見た「素顔の安倍晋三」</span>
安倍夫妻(2014年)

 1987年に結婚して以来、政界きっての「おしどり夫婦」として知られていた安倍晋三・昭恵夫妻。一方で、昭恵さんの個人的な活動と安倍元総理のスタンスとが相いれないことも珍しくなく、“家庭内野党”と評されることもしばしばだった。そんな一風変わった夫婦関係について、第二次安倍政権発足の翌2013年に昭恵夫人ご本人が「新潮45」のインタビューで語っていた。以下は妻だから明かせる「素顔の安倍晋三」である。

※本稿は「新潮45」2013年9月号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。

当選は難しいだろうと思っていました

――安倍政権が誕生して7カ月が過ぎました。先の参議院選挙は大勝利でした。二度目の総理夫人、ふたたび生活が大きく変わったのではありませんか。

 外国訪問をしたり、地方に出たりすることが多くはなりましたけども、基本的には生活に大きな変化があった、というわけでもありません。まだ公邸に引っ越していなくて、自宅に住んでいるんですよ。やはり自宅にいた方が居心地がよくて。わたしのわがまま、と書かれてきましたが、そうかもしれません。2007年の参議院選挙の後からというのは、わたしたちにとって公邸での生活は地獄のような日々だったんです。毎日やらなくてはいけないことがある一方で、主人の体調がどんどん悪くなっていく。そういうなかで批判も多くなるし、外国訪問にもいかなくてはならない。

 最後の最後、辞めるまでの数週間も辛かったし、公邸の片付けと慶應病院を往復する生活も大変で、公邸に来るとその日々を思い出してしまうんですよね。……

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