国際

【中国千人計画】「日本人研究者」参加が相次いだのはなぜか

2026年5月1日


<span>【中国千人計画】「日本人研究者」参加が相次いだのはなぜか</span>
天安門(Sony Herdiana/shutterstock.com)

 2008年に中国政府の国務院と中国共産党の中央組織部が主体となってスタートさせた「中国千人計画」。表向きは「学術交流」とされているが、真の狙いは諸外国の高度な技術の盗用との指摘があり、アメリカではFBIによる参加者の逮捕も相次いだ。では、日本人研究者たちはなぜ、かようなプロジェクトへの参加を決めたのだろうか。

※本稿は「週刊新潮」2020年10月29日号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。

民間の研究成果を軍が吸い上げる体制

 東大や京大をはじめとする日本の最高学府で教育を受け、晴れて未来を担う科学者となった人々は、何故彼の国に搦め捕られたのか。

 率直な疑問を、「千人計画」に応募して中国へと渡った70代の元大阪大学教授にぶつけると、匿名を条件に重い口を開いてくれた。

「自ら手を挙げたわけでなく、8年前、友人だった北京航空航天大学の学部長に誘われたんです。研究部門のトップに相当するポジションを用意するから是非やって欲しいと言われて……」……

おすすめの動画

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

ニュースレターを購読する

新潮QUEは、私たちが「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。

無料登録する