国際

密告社会、恋愛事情、親日外相… 日本人が知らないイラン「6つの秘密」

2026年5月2日


<span>密告社会、恋愛事情、親日外相… 日本人が知らないイラン「6つの秘密」</span>
知られざるイランの内情(BalkansCat/shutterstock.com)

 アメリカとイスラエルによる奇襲からひと月が経過し、泥沼化するばかりのイラン情勢。ところで、日頃ニュースではよく耳にしても、イランになじみがある日本人はそう多くないだろう。国際社会の命運をにぎるかの国の謎について、同国の出身者や専門家が解き明かす。

 ※本稿は「週刊新潮」2026年4月9日号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです

北朝鮮より遥かに不気味な「核開発」の実情

 アメリカのトランプ大統領はイラン攻撃の理由を「核兵器を作らせないため」と説明している。では実際のところ、イランの核開発はどの程度進んでいるのか。

 イランが本格的な核開発に乗り出した可能性が取り沙汰されたのは、2002年のことである。

 軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏が語る。

「一番大変なプロセスはウランの濃縮。時間をかけてこれに取り組んだ結果、濃縮度はほぼ兵器に近いレベル、60%にまで達しており、そこで止めている状態です。国際的な非難をかわすためにあえて“寸止め”にしているのです」

 核兵器に転用するには濃縮度を90%に高める必要があるが、

「60%から90%にもっていくには数日から2週間もあれば十分でしょう」

 と、黒井氏は言う。

おすすめの動画

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

ニュースレターを購読する

新潮QUEは、私たちが「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。

無料登録する