vol.1

政治

「菅総理を作ったのは俺」 「二階俊博」元幹事長が総理を凌ぐ権力者に昇り詰めるまで【「二階俊博」面妖なる“ドン”の正体】

2026年5月1日


<span>「菅総理を作ったのは俺」 「二階俊博」元幹事長が総理を凌ぐ権力者に昇り詰めるまで【「二階俊博」面妖なる“ドン”の正体】</span>
第二次安倍政権でも幹事長を務めていた二階氏(2019年)

 2024年に政界引退を表明した二階俊博・元幹事長。第二次安倍晋三政権、そして菅義偉政権と、歴代最長となる約5年2カ月もの間、自民党幹事長として絶大な権力を誇った、人呼んで「令和のキングメーカー」。鵺(ぬえ)の如く正体不明と言われた男の人物研究。

※本稿は「週刊新潮」2020年12月31日/1月7日号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。(文中敬称略)

地元・和歌山に「右翼を呼ぶ男」

「GoToキャンペーンには、国民の多くの皆さまが不満を持っていると思います!」

 独特の抑揚を伴ったおどろおどろしい声が響き渡る。

 2020年12月6日午後0時56分、和歌山県御坊市。

 長閑な田園地帯。

 雲ひとつない快晴。

 不釣り合いな姦しさ。

「はやぶさ2」のカプセルが地球に帰還し、久しぶりの明るいニュースに日本中が沸いたこの日、権力の中心地である東京・永田町から463キロ離れた田舎町は、普段の静謐とかけ離れた異様な喧騒に包まれていた。

「言わずと知れた親中派、親韓派!」

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