vol.4

政治

米シンクタンクが「親中派」と名指しする「二階俊博」の“朝貢外交”【「二階俊博」面妖なる“ドン”の正体】

2026年5月1日


<span>米シンクタンクが「親中派」と名指しする「二階俊博」の“朝貢外交”【「二階俊博」面妖なる“ドン”の正体】</span>
習近平国家主席の「国賓訪日中止」に待ったをかけた

 2024年に政界引退を表明した二階俊博・元幹事長は党内きっての「親中派」議員として知られた。米・有力シンクタンクをして「中国のパンダを5頭も自分の選挙区の和歌山の動物園に持ってきた一帯一路の協力者」と言わしめた、その“隣人愛”を振り返る――。

 ※本稿は「週刊新潮」2021年1月21日号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。(文中敬称略)

「日本の国益を脅かすパンダ二階は日本から出て行け!」

「ほんまなんかな? なんか悪いことしてるんかな?」

 和歌山県御坊市。うららかな師走の日曜日の昼時、部屋着のパーカー姿の30代主婦が思案顔で呟く。

「右翼が街宣で言ってること、ほんまなんかな?」

 主婦の傍らで、街宣の大音量に反応した犬が吠える。

「二階さん、不安やわ……」

 昨年12月6日、二階の地元は騒然としていた。

 右翼団体の街宣車二十余台が集結。二階事務所に向かって一斉にシュプレヒコールをあげる。

 そのおどろおどろしい声音と内容に、事務所の目の前に住む主婦は戸惑っていた。彼女を不安に陥れた、拡声器を通じて二階事務所一帯に響き渡った右翼団体の主張。

「中国・韓国の犬、二階俊博は恥を知れ!」

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