ライフ

「バツはつけない」「ゲームも受験対策に」「願書では福澤諭吉が」難関校合格の保護者と個人教室の先生が明かす ベールに包まれた「小学校受験」のウラ

2026年5月1日

 かつて「お受験」は富裕層や芸能人の家庭が取り組むものだとみられていた。しかし、近年、過熱する中学受験を逃れようと、ごく普通の家庭が挑戦する事例が増えているという。自身の子や孫にとって身近な存在になった小学校受験。その勝ち筋はどこにあるのか――。

慶應義塾幼稚舎は10.6倍

「もともと、うちの子には中学受験をさせようと思っていました。でも、いまの中学受験の過酷さを聞くにつれ、小学校受験の方が向いているのではないかと思って……」

 神妙な面持ちでそう吐露するのは5歳の女の子を持つ都内在住、30代の母親である。

「中学受験の場合だと、大手進学塾に通うのに小学校低学年からじゃないと入塾すらできない、と聞きますし、偏差値で順位をつけられることに子どもが耐えられるかも分からない。それなら、いっそ小学校受験をしようと。いま、いろんな学校を見て準備しています」

 小学校受験といえば、かつては都心部の高級住宅街に住む「セレブ」だけの“特殊な世界”と見なされてきた。しかし、近年、過当競争となった中学受験を回避するため、一般的な共働き家庭が小学校受験に参入するという現象が起きている。その点では、現在の親世代が小学生だった20~30年前とは全く違う教育環境になっているのである。……

おすすめの記事

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

おすすめの動画

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

ニュースレターを購読する

新潮QUEは、私たちが「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。

無料登録する