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Vol. 2

【中学受験・夏のメソッド】「大学の“推薦・総合選抜”を見据えるなら」「医学部への裏ルートは…」 70の塾への独自調査でわかった「狙い目中学校」の実名と正しい受験校の選び方

2026年5月2日


<span>【中学受験・夏のメソッド】「大学の“推薦・総合選抜”を見据えるなら」「医学部への裏ルートは…」 70の塾への独自調査でわかった「狙い目中学校」の実名と正しい受験校の選び方</span>

 小6として迎える“勝負の夏”は、ただひたすらに勉強を進めればいいものではない。受験を目前にしたこの時期にこそ、志望校や併願校を本格的に決めていかなければならないのだ。昨年度には「難関校離れ」「中堅校の飛躍」といった番狂わせもみられた中学受験市場だが、今年度の人気校と“穴場”はどこになるのか。

 実はその動向を読み解くには、中学受験のトレンドを左右する大学入試の変化にも目を向ける必要がある。多くの大学で一般選抜よりも推薦型、総合型の選抜方法が重視されつつある中、それに連動して、「一般選抜と推薦・総合選抜の両方で名門大学を狙える中学校」こそが、新たな注目校になりうるというのだ。

 全国5000にも及ぶ塾の関係者を取材してきた教育ジャーナリストが、新たに実施した独自調査をもとに、今年度の“狙い目校”の実名を明かす。(西田浩史/追手門学院大学客員教授、学習塾業界誌『ルートマップマガジン』編集長)
※2025年7月「デイリー新潮」の有料記事として配信されたものです。肩書等全て当時の情報です。

 今年度の中学入試においても、昨年度に続き“難関校離れ”と“中堅校の躍進”という傾向が続きそうだ。全体の受験者数が過去最高水準で高止まりする中、昨年度入試ではトップ校の志願者数が減り、中堅校の倍率上昇が目立った。その傾向は今年度も引き継がれると見られ、グローバルをウリにする共学校や、26年から明治大学の系列校になる日本学園(明治大学附属世田谷)などは業界内でも注目度が高まっている。

大学入試の“一般選抜以外”を見据えて

 こうした中で見逃せないのが、大学入試を見据えて、中学受験の志望校選びにも変化が表れているという点だ。将来の大学入試で一般選抜だけを狙うか、それとも総合型・学校推薦型(以下、年内入試)と一般の両方を狙うかで、中学受験の在り方も二極化している。

 大学入試では、年内入試の定員が増加しているのに伴い、一般選抜の定員は減少傾向にある。その代表格が早稲田大学で、現時点でも一般選抜による入学者は6割にまで減っているが、向こう10年以内に、年内入試をはじめとした“一般以外の選抜”による入学者の方が多くなる見込みだ。

 国立大学も同様で、年内入試の定員が増え、一般選抜の定員は減少しつつある。たとえば東北大学は現在、約30%の入学者を年内入試から確保しているという。とりわけ、人口減少が著しい地方国公立大学では動きが顕著だ。……

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