カルヴァンの影響を強く受けたプロテスタント
トランプ米大統領とローマ教皇の関係が急速に悪化している。きっかけはイラン危機だ。
〈トランプ米大統領は(4月)16日、ローマ教皇レオ14世は自由に発言できるが、イランが核兵器を保有することは決してあり得ないと理解することが重要だと述べた。/教皇はここ数週間、米国とイスラエルによるイラン戦争を公然と批判する姿勢を強めており、トランプ氏は教皇を繰り返し批判してきた〉(4月17日「ロイター」日本語版)
同じキリスト教でも、カトリックとプロテスタントは、かなり異なる価値観を持っている。トランプ氏はカルヴァンの影響を強く受けたプロテスタントだ。カルヴァン派はローマ教皇の宗教的権威をまったく認めない。教皇を揶揄しても構わないとトランプ氏は思っている。トランプ氏は、イランの核開発能力を阻止することが神によって与えられた使命と考えているのだろう。それに敵対する発言をするレオ14世は悪魔の手先のように見えるのだと思う。