政治

金で外交を動かした男「シェルドン・アデルソン」の死

2021年2月8日


<span>金で外交を動かした男「シェルドン・アデルソン」の死</span>
2019年12月、トランプ大統領(中央、当時)に燭台をプレゼントするアデルソン(左)と妻のミリアム(右)(ホワイトハウスHPより)

 

 1月11日、シェルドン・アデルソンが非ホジキンリンパ腫の合併症で亡くなった。享年87。カジノ王で資産総額約300億ドル(約3兆1600億円)、世界の大富豪リストの常連であり、「アメリカンドリーム」を体現した米実業家だ。

 アデルソンはドナルド・トランプ米前大統領の最大のパトロンであり、テルアビブにあった米大使館をエルサレムに移転させるなど、トランプ政権の際立つ親イスラエル政策の原動力でもある。

 それにしても、カジノ王がなぜ米国の中東外交を動かせたのか。その人生を探ると、金が徹底的に政治を左右する今の米国システムのゆがみが浮き彫りになる。……

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