政治

バイデン政権「政策見直し完了」で始まった果てなき「米朝長期戦」

2021年5月9日

4月30日に明らかになった米の対北朝鮮政策見直し完了と、それを待っていたかのように同時に発表された北朝鮮の3つの談話。これらが米朝“再接近”の入り口となるのか、それとも先の見えない“長期戦”の端緒となるのか――。

 

 米国のジェン・サキ大統領報道官は4月30日、バイデン政権発足以来続けてきた対北朝鮮政策の見直し作業を完了した、と明らかにした。

 一方北朝鮮は、これを待っていたように5月2日に3つの談話を発表した。談話はバイデン政権と文在寅(ムン・ジェイン)政権を非難し、米朝対話、南北対話に応じず、逆に新たな挑発に向かう可能性を示唆した。しかし、北朝鮮はバイデン政権の北朝鮮政策見直しそのものについてはまだ沈黙している。

 バイデン政権発足100日で出された新たな北朝鮮政策はどのようなものであり、北朝鮮はこれにどう対応しようとしているのか、新たな危機を内包した朝鮮半島情勢を報告する。……

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