政治

「第2のウイグル」内モンゴル自治区の知られざる「弾圧の実態」

2021年6月3日

中国における少数民族への弾圧は、新疆ウイグル自治区と同様、内モンゴル自治区でも深刻だ。文革期のジェノサイド、改革開放後の強制定住、そして昨年始まったモンゴル語教育の禁止。民族の伝統が根こそぎ奪われようとしている。

 

歴史教育も中国語で

「今の状況は絶望的です」

 そう話すのは、静岡大学の楊海英教授だ。内モンゴル自治区に生まれ、日本への留学を経て帰化をした異色の文化人類学者である。

「文化大革命の時代に徹底的に弾圧された記憶があるため、多くの人は政治に口出しせずお上の言うことを大人しく聞こうという現実主義でやってきました。それなのに、最後の防波堤まで壊されたという気持ちです」……

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