政治

ミャンマー民主派を武装闘争路線へ向かわせた「失望」

2021年11月18日

クーデターから9カ月が過ぎたが、ミャンマーの混乱は先が見えない。国際社会の関与が手詰まりになるなか、国軍による統治は安定せず、民主化勢力の革命も成就しないまま、国内情勢は暴力的になっている。

 

急増する武力衝突

 クーデター後に混乱が広がったミャンマーだが、現在、国軍の実効支配が広がっている。都市部では、かつて起きた大規模なデモは想像することも難しい状況だ。フラッシュモブ型と呼ばれる短時間かつ少人数のデモが起こるくらいである。

 農村部での反対運動も軍の弾圧と脅しの前に小康状態。公務員の不服従運動も、多くの参加者は職務に復帰したか、退職したか、逮捕されたか、指名手配中で、一時の勢いはない。

 そうしたなかで増えているものがある。武力衝突の数だ。……

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