政治

今は塀の向こう……香港の友人たちを思う

2021年12月14日

12月19日、香港で親中派の独占が確実な立法会選挙が行われる。国安法によって民主派は壊滅的な打撃を受けた。ある者は逮捕・収監され、ある者は海外へ逃れ、ある者は静かに身を潜める。北京オリンピックの外交ボイコットが焦点となる中、日本の姿勢が問われている。

 

次々に解散させられた市民団体

 1年前にはまだインターネットや電話で話ができた少なからぬ友人が、今は塀の向こうにいるか、塀の外にいても声を出せない状況に追い込まれている。

 日本でよく知られている周庭(アグネス・チョウ)は無許可集会を扇動した罪で約7カ月にわたって刑務所に収監され、6月12日に出所した。

 現在は日本のメディアの問い合わせにも応じず、友人たちとも距離を置いて静かに身を潜めている。国家安全維持法(国安法)で起訴される可能性も残ると言われる中、存在を示すことさえリスクになるからだ。……

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