政治

尹錫悦政権に「史上最速」の首脳会談を準備した米国の意志:バイデン訪韓前の「政策協議代表団」訪日を読む(下)

2022年5月6日

訪日した政策協議代表団は、岸田首相をはじめ各方面との面談を精力的にこなした。だが「慰安婦」「徴用工」問題に進展の気配はなく、次期政権が唱える「一括妥結」は遠いままだ。 (前編はこちらのリンク先からお読みいただけます)

 尹錫悦(ユン・ソギョル)次期政権の政策協議代表団は4月24日に日本に到着した。鄭鎮碩(チョン・ジンソク)団長は出発前に記者団に対し、

「尹錫悦政府の新たな韓日関係の最初のボタンを掛ける心情で訪日する。国民が熱望する新たな韓日関係の里程標、土台をつくることができるよう最善を尽くす。最悪の状態で放置されている韓日関係を改善し、正常化することが我々の国益に合致するという認識を尹錫悦当選人(次期大統領)は持っている。新たな政府の出発に合わせ、新たな出発のモメンタムをつくらなければならないという認識を両国が共にしているだろう」

 と抱負を述べた。

「現在の懸案解決の交渉に臨むのではない」

 だが、鄭鎮碩団長は日本に到着した成田空港で、……

おすすめの記事

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

おすすめの動画

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

ニュースレターを購読する

新潮QUEは、「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。

無料登録する