3.バイデン政権の政策は正しいのか
■支持しつつも「巻き込まれ」を警戒する民主党左派
バイデン政権のアメリカは、ロシア・ウクライナ戦争への軍事介入の可能性を繰り返し否定しながらも、参戦以外のあらゆる手段でウクライナを支援し、ロシアを制裁する意向を示してきた。そしてそのような方針は基本的に、マドリードNATOサミットでも幅広い支持を得ているといえる。
ジョー・バイデン大統領は、5月31日付の『ニューヨーク・タイムズ』紙に、自らの見解を寄せている[Joseph R. Biden Jr., “President Biden: What America will and Will Not Do in Ukraine(バイデン大統領―ウクライナにおいてアメリカがすることとしないこと)”, New York Times, May 31, 2022]。……