政治

「日米韓」安保修復に水を差す「最悪の日韓」:元徴用工問題に迫るタイムリミット(下)

2022年7月26日

尹政権が掲げる「グランドバーゲン」式はまず無理だが、喫緊の課題である「元徴用工問題」の解決を中心とした「ミニ包括」式ならば、3年前の日韓関係に戻すことは可能だ。そのための知恵と姿勢が両国に求められる。

 尹錫悦(ユン・ソギョル)政権は5月の米韓首脳会談で、米韓同盟を軍事分野から経済・技術分野での同盟関係まで広げたのに続き、今回のNATO(北大西洋条約機構)首脳会議への参加、日米韓3国首脳会談で米欧主導のロシア・中国包囲網への参加に踏み切った印象を与えた。

「安米経中」路線は終わるのか

 尹大統領のNATO首脳会議に同行した崔相穆(チェ・サンモク)経済首席秘書官はマドリードで6月28日、記者団に対して、

「中国を通じた輸出好況時代は終わろうとしている」

「中国の代わりとなる市場、(輸出先の)多角化が必要だ」……

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