2022年もご愛読いただきありがとうございました。
秋に中国共産党大会とアメリカ中間選挙を控え、少なくともそれまでは国際情勢に大きな動きは起きにくいと考えられていた2022年は、2月24日のロシアによるウクライナ侵攻で激動の1年になりました。海の向こうで戦争が始まる。国際社会を襲ったコロナ禍に続く新たな試練は、資源エネルギー価格高騰などによって私たちの生活に濃い影を落としたのみならず、安全保障や日米同盟、あるいはアメリカに対する日本社会の深層心理を浮かび上がらせる、おそらくイラク戦争以来の契機にもなりました。
「エスカレーションラダー」「攻撃的リアリズム」といった、従来はアカデミズムでの議論にとどまりがちだったテーマに踏み込んで行けたのは、ひとえに執筆陣のお力添えの賜物です。内外情勢を捉えるうえでメディアに求められる解像度は、かつてないほどに高まっていることを実感します。
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