経済・ビジネス

EVシフトで損失2.5兆円 「ホンダ神話」を崩壊させたのは誰か

2026年5月2日


<span>EVシフトで損失2.5兆円 「ホンダ神話」を崩壊させたのは誰か</span>
開発中止となったホンダのEV「0シリーズ」

「脱エンジン」を掲げ、ホンダがEVへと大きく舵を切ったのは5年前。しかし先日、巨額の損失を公表するとともに、今後はハイブリッド車に注力すると方針転換を表明した。技術で世界リードする「ホンダ神話」崩壊の裏には、経営トップの過信と誤断があった。

※本稿は「週刊新潮」2026月4月2日号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。

2021年4月に社長に就任するや「脱エンジン」を宣言

「次世代EV(電気自動車)の開発中止発表を受け、社内では“それ見たことか”といった空気が漂っています。と同時に、“三部さんはギャンブルに負けた。けど、そのツケを払うのは俺たちだ”と悲観的な声も上がっています」(ホンダ関係者)

 3月12日、ホンダは記者会見を開き、北米で生産を予定していた「0シリーズ」などEV3車種の開発と販売を中止すると発表。併せて、それに伴う損失が2年間で最大2兆5000億円に膨らむとの試算も公表した。……

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