経済・ビジネス

【シュンペーター賞受賞記念】量子コンピューター研究者を「年収500万」で雇う日本は「野生化」できるか 早稲田大学商学学術院教授・清水洋氏インタビュー

2021年8月16日

イノベーション研究で最も権威ある国際賞の一つ「シュンペーター賞」を受賞した早稲田大学商学学術院教授・清水洋氏。日本人で同賞を受賞するのは、1998年に受賞したスタンフォード大学名誉教授の故・青木昌彦氏以来、2人目の快挙となる。清水氏に日本のイノベーションの現状について聞いた。

 

――「シュンペーター賞」受賞、おめでとうございます。

   ありがとうございます。「比較制度分析」の青木昌彦先生、「進化経済学」のリチャード・ネルソン、「インダストリー・ダイナミクス」のスティーブン・クレッパーなど錚々たる受賞者の系譜に、自分が加わるというのは少し場違いな気もしますが、とても光栄です。

――受賞の対象となった研究について、教えてください。

清水洋氏

   私は、社会に大きな影響を与えるGeneral Purpose Technology、すなわち汎用性の高い技術のイノベーションについて研究しています。古くは「蒸気機関」や「電気」、戦後なら「レーザー」、現在ならば「人工知能」などが、それに該当します。……

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